効果はあるけど逆効果になりかねない、交通安全のプロモーション

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ぐだぐだ説明するよりまずは見てもらうのが一番。自動車で該当する道路を通ろうとすると、目の前にピンクのボールをつかんでいる子供の姿が。「飛び出しか、危ない!」とばかりにブレーキを踏んで自動車を止めるなりスピードを落として近づくと、その子供が道路に描かれた絵であることが分かる。

この絵が巧みなのは、近くで見ると「みょーん」とばかりに間延びした絵でしかないのに、遠くから見ると子供がかがんでボールを追いかけているように(しかも立体的に)見えること。子供の不意な飛び出しやスピードの出し過ぎへの警告という観点では、効果的なこと極まりない(よくある3Dトリックアートの応用だね)。

ただ、不用意に運転手を脅してしまったり、本当に飛び出しをしている子供だったとしても「またプロモーションか」と逆に運転手が慣れてしまう可能性があること。そのせいか、動画の評価も結構まちまちになってる。難しいところだね。


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このページは、不破雷蔵が2011年9月16日 17:27に書いた記事です。

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