[あの日から動かぬ列車 風景は一転秋に 宮城・仙石線]
宮城県沿岸部を走るJR仙石線。東松島市の野蒜(のびる)駅―陸前小野駅間に、東日本大震災の日から止まったままの列車が残っている。あたりには雑草が生い茂り、ススキが穂を揺らす。今も、全線50.2キロのうち矢本(東松島市)―高城町(松島町)の15.9キロの再開のめどが立っていない。
以前【仙石線野蒜駅の「運命の上下線」、GoogleMapにその姿が】で紹介した、東日本大地震の際の「運命の選択」的な「運命の上下線」。上り列車に関する言及はないのだけど、恐らくは同じような状況なんだろうなぁ、と。路線周辺は未だに電気が通っていない・線路も流されたということで、復旧のめどは立っていないとのこと。
改めて【現行政府の震災対応、評価は3割足らず・評価せずは7割近く】が思い起こされる。「何をやっているんだ」とは言わない。「何もやっていない」のだから。
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