一つは日本気象学会理事長が3月18日に会員に呈したもので、その内容から「情報統制令に等しい」として糾弾された声明。もう一つは(プロ、専門家とは自称していない)人による、ガイガーカウンターの値や分析周りの騒動。
どっちもどっちかなぁ、というか両方の極端な事例として覚え書きも兼ねてまとめておくんだけど、前者は「専門知識があるにも関わらず(どこぞの圧力によるものかは知らないけど)情報の開示を押しとどめるってのはどういうものなのかな」と「専門家っていっても多種多様な考えを持つから、確かに色々と話が飛び回ると、聴き手側も混乱しかねないよな」という感じはする(でもこのタイミングで、この表現はどちらかというとネガティブ。現行政府・当時の政府も「害悪を成す」情報統制をしていたし、ね。Hさん?)。
後者は「できるだけ多くの人が観測機器を持ちパラメータを収集するのはよい事」である一方、専門機器のガイガーカウンターの取扱い(本体そのものの運用、本体の性能、そしてそれから導き出されるデータの解釈・分析までも含む)で十分な啓蒙・習得がされていないと、昨今のような過剰反応、誤情報の流布や、意図的な誤情報のデマ的拡散に寄与してしまうよなぁ、という好例。
まぁ、某T教授のように、専門知識がある「ように見える」、権威のある肩書きを持つ人が、積極的に世情を混乱させてる例もあるから、始末に負えないんだけどさ。
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