【川重、重量物の持ち運び補助できる装着型ロボット「パワーアシストスーツ」】
川崎重工業は30キロ-40キログラムの重量物保持や移動作業を補助する身体装着型ロボット「パワーアシストスーツ」を開発した。腰と膝関節部に計 4個の小型モーターを内蔵しており、負荷を自動感知して拮抗(きっこう)する回転力で重労働を軽減する。装着時も未装着時と同程度の可動域を確保している。1-2年内に社内で20キログラム荷重保持タイプを適用し、実用化する。
腰部背面に電池とモーター制御装置を装備した。腰部左右側面から二本の脚部が伸びる。スーツの重量は大部分を地面で受けるように設計しており、反力で早足の移動をできるようにした。装着時にスーツの重さをほとんど感じない。
川崎重工業は以前から工業用ロボットの開発に熱心だったけど、今件については今のところ公式リリースは無し。動画掲載のタイミングと合わせて考えると、展示会か何かが開催されたのかなという感じがする。モーターで積極的に稼働させていたり、形状的に「補助」というよりはロボットをおぶっている感じ、表現としては「人間がロボットの補助をする」感じなので、既存のアシスト系ロボットとはコンセプトが少々異なる雰囲気。
まぁ、詳しくは公式リリース待ちだけど、「重量物保持や移動作業を補助」「実用化は20キログラム荷重保持タイプを適用」ってのが実現されれば、コストパフォーマンス次第では面白いことになるかもね。
......というか、ここまで創ったんなら「エイリアン2」に出てくるようなパワーローダー創った方が早いような気もする。
いや、これじゃやはり大げさすぎるか。シンプルさが低コストと普及のポイントだものね。
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