【「謝謝台湾」旅行が押し上げ:日本人客、8月は過去最高水準】
日本からの訪台者数が堅調に増えている。8月は震災後の落ち込みから持ち直し、過去最高の11万8,000人まで増加した。震災支援への感謝の気持ちを伝えようと訪問する人が増えていることや、羽田~台北便の開設による利便性向上が寄与しているようだ。低迷が続いていた中国人客も回復し、同月の訪台者数は全体で51万人まで拡大した。
交通部観光局の最新統計によると、8月の日本からの訪台者数は11万7,700人で前年同月比28.5%増と大きく伸びた。震災後の4~5月は8万人台まで落ち込んだが、6月からは徐々に回復。18日付工商時報は「台湾が被災地に義援金を送るなど、真っ先に支援に乗り出したことで日台の友好関係がさらに深まり、官民問わず台湾に感謝の意を伝えようと旅行に来る日本人が増えたため」と分析している。また、羽田~松山(台北)便が昨年10月末に就航したことによるアクセス向上も観光客増を押し上げたとした。1~8月の累計では前年同期比15.9%増の約80万人と同期として過去最高を記録している。
日本の報道機関ではあまり報じられていない話だけど、ちゃんとしっかりと数字に出ているってのは興味深いお話。元記事に掲載されている統計データを見ると、確かに確実に伸び率そのものも増加している。「まさかの時の友こそ真の友」という言葉もあるし、しっかりと、色々と見極めたいものですねぇ。
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