ローソン、被災生徒への支援「夢を応援基金」の奨学金支給を開始

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株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:新浪剛史)は、東日本大震災により就学が困難になってしまった生徒さんの夢を応援する「夢を応援基金」の奨学金支給を開始いたします。

7月1日~31日の応募期間に、募集人数1,000名に対し2,400名のたくさんの生徒さんから応募をいただきました。8月~9月に外部の識者などで組織した制度検討委員会による審査基準に基づき厳正な審査を行わせて頂き、被災状況や経済的困窮の高い生徒さん1,097名に奨学金の給付を行うことを決定いたしました。

この度、1,000名という枠の中で、申請書類の内容から下記基準をもとに選考させて頂きました。

【選考基準】
①震災による被害状況
②年間の世帯収入等の経済的な困窮状況
③将来の夢を持ち、復興への強い思いを持った生徒さん
(応募書類の「20歳の自分を想定した日記」の内容から)

第一回目奨学金として、9月~12月の4ヶ月分(12万円)を、2011年10月中旬より順次支給致します。その後は3ヶ月ごとに3ヶ月分(9万円)を支給致します。

また今回ご応募頂きましたが奨学金を支援出来なかった生徒さんに対して少しでも皆様の善意をお届けしたいと思い、一時金として30,000円と、全国のローソン店舗(9,094店:2011年8月末現在、「ローソンストア100」除く)で使えるプリペイドカード6,000円分を支給致します。就学に役立てて頂ければと考えております。また、メンタルケアやアルバイト先の紹介などの奨学生向けのソフト支援に関しても、希望される生徒さんに対応していきたいと考えています。

■「夢を応援基金」とは?
東日本大震災から日本が復興するためには、未来を担う若者達の力が大切だと考えています。ご本人やご家族が被災されるなど、経済的な理由から今後の就学が困難な生徒さん達に社会に出てから役立つ知識や技術を身に付け、諦めずに夢に向かってほしいという想いから、お客様や取引先の皆様と一緒になって応援する「夢を応援基金」を2011年4月14日に設立しました。

高校1年生からの最長7年間、月額3万円の支給と、メンタルケアなどの支援を行います。

■「夢を応援基金」募金について
2011年5月から8月まで行ったローソン・ナチュラルローソン・ローソンストア100・HMVの店頭募金、Pontaカードでのポイント募金、ローソン・ナチュラルローソンで販売した募金つき商品を含め総額は約2億7千万円になりました。

9月からは東北地方及び関東地方での店頭募金と、Pontaカードでのポイント募金を継続しております。
※基金は、皆様からの上記募金と、ローソンの拠出金(4億円)でまかなわれています。


奨学生の内訳はリリース参照のこと。【ローソン、全店舗へLED導入・奨学金基金創設・被災地特産品の販売など包括的被災地支援プロジェクト「元気になろう!日本」を始動】などで伝えた話がしっかりと実行に移されているということ。制度化されているので、一度支払ってオシマイってのじゃなく、継続的に支えていくというのが頼もしい。

被害の大きさは並大抵のものじゃないし、現時点においては「お上」は役に立たないどころか邪魔すらしかねない状況なので、こういう民間ベースでの話はもっともっと色々と薦めてほしいし、注目されるべきだよね。

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2011年9月23日 08:05に書いた記事です。

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