日本版「空飛ぶおさかな風船」

| コメント(0)


電気通信大学 内田研究室のグループは、イノベーション・ジャパン2011‐大学見本市において、バルーン魚ロボットのデモ飛行を行いました。

このロボットは、飛行船ロボットと魚型ロボットの特徴を併せ持ち、魚のくねり運動により、ゆっくりと空中を浮遊します。ロボットは遠隔で操作でき、空調の影響を受けない室内であれば、ある程度好きな方向や高さに飛ばすことができます。


元記事によると「頭部と胴体部と尾びれで構成され、それらをつなぐバネ関節を周期的に駆動することで、魚の推進機構である「くねり運動」を再現し、両サイドに付けた胸びれを動かす事で、旋回や上下運動を可能にしています」「それをもっと小さくして、イワシの魚群のように泳がせたら、全然イメージが違うと思います」とか、色々な展開が想定されているって話だけど、先日の【未来が今ここにあるかと思わせる、空飛ぶおもちゃ「Air Swimmers」】が、もう商用化しちゃってることを考えると......たとえギミック的に優れていたとしても「さらに先」を考えないと、「技術の先走り&自己満足品」に終わりかねない予感。

ただ、動きは「Air Swimmers」と比べて結構色んなことができるので、そこが突破点になるかなぁ、という感じもする。技術の飛躍と商用品としての魅力とのバランスとかが課題かなあ。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2011年9月25日 08:03に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「スカ色113系、ラストランを終える......」です。

次の記事は「使い捨てライター、今になって「使いづらい」という話を報じる件について」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30