【更新】足尾のガソリンカーが復元、半世紀ぶりに復活運行

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[足尾の鉄道祭り:ガソリンカー復活 年配の住民ら感激 /栃木]



響きわたるフォードエンジンに昭和レトロが復活--。日光市足尾町の「わたらせ渓谷鉄道」足尾駅構内で24日、庶民の足として1953(昭和28)年まで親しまれたガソリンカーが復活。軽快な走りに往時の姿を思い出した年配の住民らから感激の声が上がった。

足尾鉄道から国鉄、わたらせ渓谷鉄道を経て、開通100年を記念した同駅構内での「足尾の鉄道祭り」の一コマ。地元NPO「足尾歴史館」が一昨年に復元させたガソリンカーを、駅前線路跡に設けたレール(110メートル)に登場させた。

ガソリンカーは当時の米フォード自動車の同じエンジンを搭載。独特のエンジン音が町中に響くと、足尾町野路又の三原栄子さん(78)は「びっくりしました」と歓声。当時は地域唯一の大事な足。


動画をさらに調べると、「一昨年に復元させたガソリンカー」ってところでも色々と撮影していたようで、その当時の様子もいくつ確認できる。半世紀以上も経っているのに復元させたこと自体が凄いよなあ、と感心することしきり。

現存する車両がなかったため、資料や写真から図面を起こし、当時の運転士の話を聞くなどして一から手作りした。市から補助金を受けたり、地元企業から資材や技術の協力を得たりしながら、09年に機関車、10年に客車を完成させた。

こだわったのが機関車の心臓のエンジン部分。ガソリンカーと同じ米国製のA型フォードエンジンを探し出した。80年前のエンジンはスクラップ同然だったが、米国から部品を取り寄せて修理し、再び動くようにした。


今後はこういった動きがあちこちで出てくるかもね。「第二の人生」の使い方としてオススメできるだろうし。

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このページは、不破雷蔵が2011年9月26日 08:04に書いた記事です。

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