[専用機不要?...コンデジ、3DS脅かす「4S」]
一方、スマートフォンの台頭で他のデジタル機器への影響も顕在化してきた。
4Sのカメラレンズの明るさは、高級コンパクトデジタルカメラに匹敵し、動画もフルハイビジョンで撮れる。世界のコンパクトデジタルカメラ市場は前年比約2割減で推移している。
ゲーム業界では、任天堂が2月発売した携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」が不振に苦しみ、半年で1万円値下げした。一方のアイフォーンは対応ソフトが約10万本に達する人気だ。
携帯音楽プレーヤーやカーナビゲーション、電子辞書、ICレコーダーも競合が厳しい分野だ。MM総研の横田英明取締役は「スマートフォンがあれば専用機は要らないという人は増えている」と指摘する。
恐らくは新聞本紙ではもっと長いコラム記事であろうものの一部分が掲載されていたもの。要は携帯系のデジタルメディアの各機能をスマートフォンが内包しつつあるので、「それじゃ他の要らないジャン」みたいな傾向になっているという話。確かにその通りで、洋服のポケットのうちデジタル端末を納めるのに使えるのは精々一つ。携帯にゲーム機にデジタルカメラに......なんて無理。だったら一台に集約しちゃえというのは物の道理。
あとはバッテリーの問題だよね。機能を増やせば増やすほど、省エネの技術を上回る形で電力消費が増える傾向にあるから。
ちなみにカットの動画は、iPhoneのシンプルなゲームとして世界中でヒットしている「アングリーバード」のプロモーション。路上に置かれているゲームをプレーすると、そのままの情景がリアルに目の前で再現されてヒャッハー状態になるというもの。ある意味スマートフォンの現状を表しているので、覚え書きも兼ねて。
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