【更新】自販機にデジタルサイネージを搭載して情報配信・被災地の仮設住宅で実証実験

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[凸版印刷とサントリーフーズ、電子ペーパーサイネージ搭載の自販機による情報配信の実証実験を開始]





凸版印刷株式会社とサントリーフーズ株式会社は共同で、省電力の電子ペーパーサイネージ「まちコミ(※)」を搭載する自動販売機(以下:『「まちコミ」 自動販売機』)を開発。この『「まちコミ」自動販売機』を、仙台市の協力のもと仙台市内の仮設住宅7ヶ所で、地域情報インフラとして活用する可能性を探る実証実験を2011年9月26日から開始しています。

※電子ペーパーサイネージ「まちコミ」とは
 凸版印刷が提供する、低消費電力の電子ペーパーを活用した新しい情報配信サービスです。2008年12月に商用化、現在では仙台市地下鉄のホームの対向壁に設置した大型の電子ペーパーサイネージに、地域に密着したニュースや天気予報などの情報とともに広告情報を配信し、運営しています。
 東日本大震災後には、仙台市ホームページの復興関連支援情報を許可を得て転載し、情報発信に協力しました。

今後の地域コミュニティに求められる社会インフラ整備として、災害などの際に利用可能な、省電力で、地域密着型の情報配信を可能にする仕組みが求められています。凸版印刷は、仙台市地下鉄南北線で「まちコミ」を展開し、ニュースや天気予報と共に広告情報など様々な情報を配信しています。

本実証実験は、サントリーフーズの自動販売機に、凸版印刷の「まちコミ」を搭載して開発した、『「まちコミ」自動販売機』を仙台市の仮設住宅7ヶ所に設置。ニュースや行政情報など、地域コミュニティに関する情報を配信します。生活者の身近にある自動販売機を活用して情報配信を行うことで、デジタルデバイスなどの有無に関係なく、幅広い世代の地域住民が、生活に有用な情報に接触できます。本実証実験では、これにより地域コミュニティの活性化を支援し、また地域住民に情報を届ける、地域に欠かせない地域情報インフラとしての効果を検証します。


自販機を情報インフラとして使う考えは悪くないけど、なにぶんにも小さいのよね、表示サイズが(122.88mmX163.84mm)。これだと自販機に近寄らないと詳細は分からないし、それゆえに情報取得者がごく少数に限られる。仙台市の地下鉄ホーム・対向壁に貼りつける形で大型の電子ペーパーサイネージの実働事例はあるって書いてもあるし、該当テレビみたいな利用方法(自販機でもすでに上部に電光掲示板を配しているのがあるよね)を想定すべきじゃないかな。

自販機に取りつける専用のデジタルペーパーサイネージの端末を作って、販売品の下部、あるいは自販機本体の横(大抵は使われてないよね)にペタリと貼りつけられるようにするとか、さ。まぁ、自販機の上に置く形でもいいんだけど。

実際の利用状況を考えたら、この小ささでは効果もあまり期待できないと思うヨ。

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このページは、不破雷蔵が2011年10月 6日 08:04に書いた記事です。

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