【生活者の不安を解消するための家庭用放射線測定器
(10月20日出荷)「エアカウンター」を性能アップして値下げ 日進月歩の新技術を導入! 】
エステー株式会社は、2011年10月20日から出荷を開始する一般家庭でも安心して使える性能と価格を実現した家庭用放射線測定器「エアカウンター」を、このほど新たな技術提供を受けたことで、さらに性能をアップさせた上、税込み15,750円としていた希望小売価格を税込み9,800円に改定します。また、販売ルートとして関東、東北のドラッグストア、ホームセンターなどを予定していましたが、その需要の高さから福島県を中心に先行発売することとしました。
去る3月の大震災にあたり、目に見えない放射線の不安にさらされている多くの生活者の役に立ちたいとの"思い"、そして子供たちが将来、安心して暮らせるために"今、何が必要なのか"...から生まれた答えが家庭用放射線測定器「エアカウンター」でした。
そして、より安く、より性能の高い放射線測定器を提供したいという思いから、日進月歩の技術で可能となった半導体センサーの性能をより高く引き出す他社からの技術を、10月20日から出荷を開始するこの「エアカウンター」に導入することにしました。これにより、さらに感度の性能アップを図ることができました。
また、この「エアカウンター」に続き、2012年春には第2弾として、新たに技術提供を受けた企業との共同企画・開発によって、さらにスリムで軽量、低価格を実現する家庭用放射線測定器「エアカウンターS(仮称)」を発売する予定で、この新機種の発売に伴って、第1弾の「エアカウンター」の価格を値下げする決定をしました。
【性能アップ】
10月20日に出荷を開始する「エアカウンター」は、新技術の導入によって性能がアップしました。放射線を測定する感度が上がったことで、最大約10分であった測定時間を最大約5分にて測定が可能となり、約半分に大幅短縮しました。
【新価格】
希望小売価格は、当初税込み15,750円で発売する予定でしたが、これを税込み9,800円に値下げします。これは、来春に発売を予定している第2弾の家庭用放射線測定器「エアカウンターS(仮称)」がさらに低価格で発売できる見込みであること等を鑑み、ユーザー本位で判断し、新たに設定した価格です。
【製造は日本で。販売は福島県を中心に先行】
こうした新技術の導入により、当初中国で製造する予定だった「エアカウンター」の製造国を日本国内とし、高い品質を維持していきます。また、販売においては、関東、東北のドラッグストア、ホームセンターなどを予定していましたが、とりわけ需要の高い福島県を中心に、優先的に先行発売をします。
【エアカウンターのパッケージ完成】
「エアカウンター」のパッケージデザインもMR_DESIGN代表のアートディレクター・佐野研二郎氏の手により、このほど完成(下)しました。パッケージは、クリーンな空をイメージして全面的に水色としました。そして、下部に小さく家々を配置したかわいらしくシンプルなデザインとなっています。
なお、この「エアカウンター」には、首都大学東京の福士政広教授が監修した放射線等についての基礎知識を掲載した小冊子「正しく覚えよう!放射線の基礎知識」がセットになっています。
・希望小売価格......税込み9,800円
・ルート......福島県を中心としたドラッグストア、ホームセンターなどで先行販売
・付属品......単四型2本、小冊子、取扱説明書(保証書)、シリコンジャケット
・電池寿命......約2ヵ月
(1日1時間/アルカリ乾電池使用)
・検出器......Si半導体(PD)
・測定対象......ガンマ(γ)線(Cs-137基準)
・表示数値......1cm線量当量率
・測定範囲......0.05μSv/h~9.99μSv/h
・誤差......±20%(測定完了時)
・測定時間 ......最長約5分(放射線量による)
・校正......校正定数による表示補正済み
・製造国......日本
以前紹介した【家庭用放射線測定器「エアカウンター」登場】の機能改訂版。これまで通り空中γ線のチェックを行うもので、特定物質(食品とかね)の測定には向いていない、というか事実上不可能ってことを忘れないようにする必要があるのと、誤差にも注意、と。これ、アマゾンか楽天に入荷すれば、即時注文して色々レポートするのだけどなぁ......まぁ優先使用属性のある人がいる以上、それは仕方なし、と。
それより今回のリリース、よく読みなおすと、何気に「いいのかな、これ」「でもよくぞ書いてくれた」ってのもあるよね。どこの部分とはいわないけどさ。
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