そういやアメリカでは保険周りもあわせ、医療費で「お金を払えばいくらでもよい治療が受けられるけど、日本のような(日本人自身は不平不満をこぼしているけど)安価で良質な医療制度は無い」という話を聞いていたので、この額はびっくり......そういやTPP周りでは医療費も重要なファクタなんだよな。
ってことで、まずはツイート内の【AIU:海外での盲腸手術の総費用】を見ると、確かに入院費やその他経費を合わせると50万100万は当たり前。ボストン、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ニューヨークなどは100万円をぶっちぎり。日本の場合は高額療養費制度があるから(【厚生労働省内解説ページ】)一般の人は8万円プラスαで済むんだけどね(一か月当たり)。これは確かにリスクが違いすぎる。
でもこれって10年以上前の話。まぁアメリカの医療費制度が金額的に改善されたという話は聞かないので、これより状況が良くなっているとは思えないのだけど、一応調べたところ、【「アメリカの医療費」について】とか、【外務省の在外公館医務官情報の話】を読む限りでは、あまり進歩はしてないみたいだねえ。例えば、
米国の医療費は非常に高額です。その中でも、ニューヨーク市マンハッタン区の医療費は同区外の2倍から3倍ともいわれており、一般の初診料は 150ドルから300ドル、専門医を受診すると200ドルから500ドル、入院した場合は室料だけで1日数千ドルの請求を受けます。例えば、急性虫垂炎で入院し手術後腹膜炎を併発したケース(8日入院)は7万ドル、上腕骨骨折で入院手術(1日入院)は1万5千ドル、貧血による入院(2日入院、保存療法施行)で2万ドル、自然気胸のドレナージ処置(6日入院、手術無し)で8万ドルの請求が実際にされています。
高額な医療費に対しては、渡航後に当地の医療保険に加入するか、渡航前に十分な補償額の海外旅行障害保険(100%カバー)に加入して備えておく必要があります。100%カバーの保険に加入していれば、キャッシュレスで受診することが可能なこともあり、また保険会社が医療費を病院側と交渉してディスカウントする可能性もあります。病気や怪我など1回の入院で数百万円から1千万円になることを覚悟してください。
という話もあるほど。これはちょっと、ねえ......
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