厚生労働省発表のリリースの中の一項目。要は「負担の増減と社会保障の質の関係」ってことで、【「今重要なのは年金と介護問題」「失業対策は若年層のみ問題視」...世代別の「重要と考える社会保障制度」をグラフ化してみる】や【5割強は「負担増でも社会保障維持拡大」、「負担維持で保証引き下げ容認」は2割】と同じような話。ただ、30年くらい前からの経年の動きがあって、「昔は負担増はダメ」「今に近づくにつれて負担増やしても社会保障を維持すべき」という流れですよ、という話だった。
なるほどなぁ......と思ってよく考えてみたら、これ当たり前の話。【全国勢調査「95年分」の子供・成人・老人比率推移をグラフ化してみる(2010年国勢調査反映版)】見れば分かるように、この30年で高齢層の比率は大幅に増加している。その層が「負担が増えても(結局今の自分に直接帰ってくる)社会保障を維持すべき」と考えるのは当然だから、あまり意味がない結果ということで没。
まぁ社会全体的な風潮で考えれば、そのように考える人の構成比率が増えたってことを示すわけではあるんだけど。元資料だと世代別構成比のことに言及せずに単に「負担増加は止むを得ない」風潮云々的なことが書いてあるからねえ。
単に時間を無駄にしただけでは悔しいので、覚え書きとして(笑)
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