先日【通常範囲内の調査結果がモノスゴい異常事態に思えてくる報道記事】でお伝えした件。主要メディアの多くが一斉に騒ぎ立てて色々と(特に子供をお持ちの世帯に)不安がらせたけど、実は6日の時点で福島新聞では上のような記事が出てたとのこと。まぁちゃんと調べて精査した上で書いたんだろうね。当時色々と煽ってた主要紙とは大違い。
で、先日日本小児内分泌学会からの正式な表明として、上のような文面が提示されたと。
ただねぇ。直前の記事にもあげたように、詳しいことは覚えていなくても、あれらの報道を目にした人の多くが不安感をさらに積み重ねたと思うのだよね。で、その「誤認による不安感」を打ち消すには、誤認の何倍もの労力と時間をかけて伝えていかなきゃいけない、それが責務なのに、まったくその積極性が見られないんだよね。それもまた「商売になりにくいから」なんだろうけど。
間違いの一度や二度は誰にもあるけど、それを正す機会もまた誰にでもある。それを成さずに同じことを繰り返したのでは、意図的な、悪意をもったものと認識されても仕方が無い。
だったらさっさと「報道」の腕章、まとめて捨ててしまえばいいのに......。
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