関係機関等から地形情報や浸水情報、降雨データ等の収集に努めるとともに、それらのデータを活用し、今後の復旧・復興の支援の検討に役立つようチャオプラヤ河流域の浸水予測を行っている。
「概要」
・チャオプラヤ河の下流域には広範な低平地が広がっており、河川勾配はきわめて緩やかである。
・6月から9月までは平年の1.2~1.8倍の降雨を記録。
・今後の降雨の状況にもよるが、アユタヤの周囲は11月末も浸水が残る可能性があるというシミュレーション結果を得ている。
先日【タイの首都バンコクでの半世紀以上前の洪水映像】を掲載した後に、タイの洪水はいつものことだから、そんなに騒ぎたてる話ではない、というリアクションを受け取った。けどこの分析データを見る限り、そういう悠長な話ではないというのが分かる。治水技術などがある程度進歩している現在で、これだけの被害が出るのだからね。
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