トルコの大地震に対する募金活動、各方面で展開中

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【日本から心のこもった援助、「がんばれトルコ」】
【在日トルコ大使館に地震支援続々 日本各地から手紙、義援金】


ヴァンでおきた激しい地震ののち、日本の人々は、東京にあるトルコ大使館の郵便ポストに現金のはいった封筒や支援のメッセージを投函して立ち去っている。トルコがこの3月に日本でおきた地震ののちに行った支援を忘れなかった義理がたい日本の人々は、中にお見舞いや哀悼のメッセージの入った現金入りの封筒を、そっと残し立ち去っている。

中にはトルコ語で「トルコTurkiye、救助用kurutarma icin」のようなメモが添えられ、封筒に入れられた現金がトルコの在東京大使館にあつまっている。その多くは匿名である。5歳の子供からの「ガンバッテ(Ganbatte)・トルコ」という手紙も、郵便ポストに投函された手紙のなかで特に注意をひいていた。

キュリュン氏は、郵便ポストに投げ込まれる支援のほか、日本最大のスーパーマーケット・チェーンの会長が大使館を訪れ500万円の小切手を、トゥンチ・アングル大使代理に渡したことも明らかにした。また、トルコの県や町と姉妹都市である日本の自治体も、それぞれ独自に募金箱を町において、支援金を集めているという。

キュリュン氏によると、在東京トルコ大使館の郵便ポストに届いた封筒の一部は、原発事故の影響を受けている福島や、地震の被害の大きかった東北地方から来たものだという。M9.0の地震ののち、まだ自分たちの傷もいえていないこの地方の人々が、トルコの支援に感謝し、お返しを送ってくれていることに対し、大使館員たちはとても感動しているという。

キュリュン氏は、大使館の郵便ポストは通りに面しており、日本の人たちは封筒を投函して立ち去る際、あまり顔をみられたがらないと語り、この行動も、自分たちを感動させると述べた。キュリュン氏によると、日本の子供たちも、トルコと日本の旗を書いた紙にお金を包んで郵便ポストにいれていったといい、支援金は日に日に増えていると述べた。

■市民からの支援金は10万ドルを越えた

大使館関係者によると現在までに日本の市民からの支援金は10万ドルを超えており、日本の人々からたえず電話やメール、手紙を受けとっている、という。日本政府は、トルコに対し、日本国際協力機構を通じて、3千万円(約40万ドル)と、テント、緊急物資を送ることを決めている。


一つ目は【日本語で読む中東メディア「News from the Middle East」】で紹介した「日本語で読む中東メディア」から。共同通信でもさらりと触れられているけど、はるかにこちらの方が分かりやすく、詳細に伝えられている。で、その中にある「日本最大のスーパーマーケット・チェーンの会長」云々ってのが、三つ目のイオンのことを指している次第。

トルコの地震の被害状況は【トルコでM7.2の地震発生】で伝えてからかなり事態が進んでいて、元々地震とはあまり縁のない地帯ということもあり、建物の損害がかなりのものに及んでいるんだけど、場所が場所(地域紛争がらみ)なこともあって、色々と複雑。

現時点で確認できる、トルコ地震関連の公的な義援金受け付け先としては、

【トルコ東部の地震に係る和歌山県の支援について(和歌山県)】
 ※(エルトゥールル号事件以来深い関係がある)


が、当方としては確認できた次第。

とりあえず、覚え書きとして。

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このページは、不破雷蔵が2011年10月27日 12:03に書いた記事です。

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