太陽エネルギーの押し売り

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消費者庁は25日、深夜まで消費者の家に上がり込んで勧誘を続けるなどの行為があったとして、太陽熱温水器の訪問販売大手「朝日ソーラー」(大分市)に対し、特定商取引法に基づき改善を求める指示処分を出した。同社は97年にも同様の処分を受けている。

同社は北海道を除く各地に26支店を持ち、昨年度の売り上げは67億円。今回の処分について、同社は「厳粛に受け止める」としている。


●2.認定した違反行為は以下のとおりです。
(1) 同社は、消費者が「お宅と契約するつもりはないので帰って欲しい。」、「オール電化なのでソーラー(太陽熱温水器)は要らない。」などと、商品の売買契約を締結しない旨の意思を表示しているにもかかわらず、「お宅にとって利益がある話なので、何時間かかっても話をしたい。」などと言って、引き続き勧誘を行っていました。

(2)同社は、消費者が「こんな夜に説明を聞いても分からない。」、あるいは、「今すぐには決められない。」などと、勧誘を受けた当日中には返事ができないと言っているにもかかわらず、「今日しか来られないので即決していただきたい。」などと告げて、消費者を訪問した当日中に契約するよう執拗に勧誘を行ったり、あるいは、3~4時間の長時間にわたり勧誘を続けたり、また、夜中12時過ぎまで勧誘を行うなど、消費者に迷惑を覚えさせるような仕方で勧誘を行っていました。


自然エネルギーがブームになっていて色々と注目を集めていることもあるんだろうけど、これは自然エネルギー云々以前の問題。中にはオール電化にしていると断っているのに、典型的な事例で押し売り行為をするってのは、悪質極まりない話。「お宅にとって利益がある話」ってのは、詐欺商法の王道だよね(事例を見ると夜中の12時近くまで押し問答を続けたってのが複数確認できる)。

こういったことをしでかした店舗・構成員ってのは、販売物品がどのようなものだったとしても、同じようなこと繰り返すんだろうなあと。個人か少数人数か、特定営業所だけなのかは、リリースからは判断できないけど。会社全体の体質では無い、と思いたい。ね。

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このページは、不破雷蔵が2011年10月31日 07:06に書いた記事です。

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