もちろん昨今では電子書籍の流通も進んでいるが、「現状では」電子書籍においてもその大半が取次を経由しており、一般書籍とさほど変化は見られない。そして2010年において日本国内の電子書籍市場規模は【出版物の売り場毎の販売額推移をグラフ化してみる(2011年「出版物販売額の実態」版)】の一部。これについて念のために販売元に確認したところ、確かに電子書籍の類は統計に含まれていないとのこと。その上で、電子書籍の市場拡大は把握しているところであり、来年以降の『出版物販売額の実態』において、反映させることもありうる(現時点では未決定)との話をいただいた。
上記文内のインプレス社の市場調査データを利用させてもらえば、データの反映はさほど難しくないはず。ただ、電子書籍を「出版物」と含めるのか否かという定義もあわせ、色々と考えねばならないだろうね。
当方は......今回の一連の記事で番外編でも創って独自に反映させてみるとか、色々考えてみるかな。
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