[カジノ通いの前会長、1億5000万円使う日も]
[カジノ損失「取り戻そうと」 井川容疑者、子会社を頼る]
大王製紙前会長による特別背任事件で、東京地検特捜部に逮捕された前会長・井川意高(もとたか)容疑者(47)が、9月に問題が発覚する直前までシンガポールのカジノを頻繁に訪れ、多い時は1日に1億5000万円をギャンブルに投じていたことが、関係者の話で分かった。
関係者によると、井川容疑者は発覚直前の8月まで、シンガポール中心部にある、昨年4月にオープンしたばかりの高級リゾート施設内のカジノを訪れていた。井川容疑者は、このカジノで使う金を専用の口座にプールしており、口座には、8月までの2~3か月間に、大王製紙の子会社などから少なくとも5億円以上が入金されていた。井川容疑者はこの間、約10回にわたり計約2億円を引き出し、1日に約1億5000万円を使ったこともあったという。
特捜部の調べなどによると、井川前会長がカジノでのギャンブルを始めたのは2007年ごろ。株式の先物取引やFX取引で大きな損失を出した後、たまたま訪れたカジノで勝って大きな利益を得たことをきっかけにのめり込んだという。
ほぼ同時期に発覚したけど、オリンパスの影に隠れる形であまり大きな取扱はされない、大王製紙の特別背任事件。まぁ内容がシンプルだからってのもあるんだろうけどね。いかにもありがちな、ギャンブルのはまり方を見ると、【惜しい負け 脳は「勝った」と誤解して 「次は次は」と ドツボにはまる】などの話がますますリアルさを覚えてくる。ホント、ギャンブルは魔物だねえ。
ざわ......ざわ......
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