『good (グッド) ! アフタヌーン 第19号』
二か月に一度の良質雑誌。表紙は「ウィッチクラフトワークス」。連載開始時は定番・王道過ぎるというツッコミも結構あったけど、それを頑ななまでに守り続けて、しかもしっかりとした構成・描き込みをしていることもあり、定番だからこその良さが出てきた感じ。結局「王道」とか「定番」ってのは、それに慣れ親しんだ人にとっては、多分に否定的なワードと成りやすいんだけど、しっかりと歩みをこなしていけば(容易に流されずに)、良いものが出来るという見本かな。
作者がノッているというところでは「幸運猫」あたりもそんな雰囲気。一方、社会風刺的な視点もあって、他の作品とは違う香りを覚えた「くりーくん」は、どうもそろそろ終わりに向かっている雰囲気で、これは残念。さらに終わりといえば「すずり執行ちゅう!」が突然の最終回。まぁ、数回前から何となくそれっぽい雰囲気はあったけど、今回は特に「ああ、手を抜いてるな」「モチベーションが落ちてるな」という香りが漂いまくり。
他にも終了フラグがいくつか確認できるけど、全般的には質は高いまま。中期休載の「ビリオネラ・ガール」が早く復帰してくれないかな、と思いつつ、今回はひとまずチェック終了。
(最終更新:2013/08/28)
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