ファイザーが開発した痔(ぢ)の治療薬「Sperti」を宣伝するための、オランダでのプロモーション。バイクの後ろに目立つように「痔にはSpertiが効きますよ」と書いたプレートを貼りつけるだけ。あとはそのバイクで市内を徘徊するんだけど、極力椅子からお尻を離し、立ち姿で走行するようにする(もちろん安全を考慮して&プレートが見えるように、非常に低速で、だけどね)。
待ちゆく人々はバイク乗りが不自然に立ちながら操縦しているのを不思議に思い、そして違和感を覚えた後部座席に目をやると「痔の薬」の話。ああ、このバイクの人も痔に困っていて、とてもじゃないけど座ってられないんだな、と連想するわけだ。
実際に患部や状況を見せるのが難しいタイプの病気で、連想させるような状態から宣伝をするあたり、非常にうまい切り口だよね。
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