あたりかな。このあたりをさらにまとめると「蓄積された努力や経験を小馬鹿にする」という徴候も伺えるんだヨね。やっぱり一連の「科学をないがしろにする」風潮(を創った今の「上の人たち」の施政)が根底にあるんだろうな。
もう一つ気になることは、「講釈師見てきたような~」じゃないけど、口だけ、プレゼン能力が高い人だけが持ちあげられ「信仰」される傾向。プレゼン能力も確かに実力の一要素ではあるけど、それは中身の質を意味するものではない。なんかまとめて、いわゆる「SF商法」にかかっているような雰囲気がしてねぇ......。まぁ、SF商法そのものをやってる方が、素材として使っているというのもあるんだろうけどさ。
加えてもう一つ。まとめ中に「原子力村」という言葉を使う人がいたけど、この言葉を使って相手を評した時点で、その人の評価は出来なくなる。すでに結論を出した上で相手に質問してますよ、ということを表明しているからね。その言葉の由来とか、誰が創ったとかを調べた方がいいよ(むしろその言葉をそのように使った人のことを「放射脳」と呼ぶべきなのかもしれない。「御用」と「岡っ引き」のように)。
まったく仰せのとおりに思います。
そもそも数分かそこいらのニュースにはまったくそぐわない内容なので,一般人に正しく理解してもらうことはできない,と言って良いと思います。
だからといって,多くの専門家が「大丈夫だから」といってもそれを信じられない人たちがたくさんいるのも事実で,むずかしいことです。
一部に,注目されたいので単に不安を煽るだけのことを言う専門家がいるのも事実ですし。(地球に大隕石が衝突するかもしれないから危険と言う専門家ようなものです。科学のある一側面を切り取って誇張して言えばそうなります。それよりは明日,東京に大地震が来る確率の方がはるかに高いのですが。)
詳しく解説された本は,たくさん出版されているのだから,ちょっと真面目に勉強すればわかることなんですけどね。
今回の「再臨界」騒ぎも,大学の物理系や原子炉工学系の出身者は醒めた目で見ていたでしょうね。たぶん,最初に報道した記者も発言した政治家も「自然崩壊」の存在も,それが何かも知らないで報道しているのでしょう。