【若い人がかかりやすいマイコプラズマ肺炎(gooヘルスケア)】
【マイコプラズマ肺炎について(横浜市感染症情報センター)】
【マイコプラズマ肺炎(Mycoplasma Pneumonia)(むらかみクリニック)】
●流行は?
マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)という微生物によって引き起こされます。このマイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)の感染は、咽頭炎・気管支炎・肺炎(マイコプラズマ肺炎 : しばしば非定型肺炎と呼ばれます。)などをおこすことがあります。
●どんな病気?
マイコプラズマ肺炎がだんだんと認識された出したのは1930年代からのことでした。当時よく見られた肺炎球菌による肺炎とは、明らかに違った種類の肺炎であるということから、非定型肺炎(atypical pneumonia : 異型肺炎とも言います。)と呼ばれました。肺炎球菌による肺炎が主に老人たちに見られたのに対し、非定型肺炎は寮制の学校の寄宿生や軍隊の新兵たちといった若い人たちで多く見られました。また、抗生物質のペニシリンが非定型肺炎には無効でした。また、胸部X線写真で見られる影の割合に非定型肺炎の症状が軽く見えました。この非定型肺炎の大部分をマイコプラズマ肺炎が占めていると考えられています。
マイコプラズマ肺炎の症状としては、まず、発熱や頭痛を伴った気分不快が3-4日続きます。その間に咳がだんだんひどくなって来ます。最初は乾いた咳で痰もすくないですが、だんだんと痰も出るようになります。痰に血液が混ざってくることもあります。発熱や他の症状が消えても、咳はひどくなってきます。咳は、なかなか改善を見せず、4週間も長引きます。咳が1番ひどいのは2週目です。
●予防のためには・・・
マイコプラズマ肺炎に対するワクチン(予防接種)は今のところ、ありません。
人ごみはできるだけ避けましょう。
鼻をほじくるんだったら、手を洗ってからにしましょう。汚染した指を鼻の中に入れることによって、鼻の粘膜まで病原体を運んでしまう可能性があります。鼻をほじくるよりは、鼻をかんだ方が良いです。鼻をかんだ後のティッシューなどは、すぐにきちんと自分で始末しましょう。また、鼻をかんだ後にも手を洗いましょう。
マイコプラズマ肺炎の患者と同じ部屋で眠るのは控えましょう。
他の人に向けて咳をするのは、やめましょう。
マイコプラズマ肺炎。東京都のデータを見たけど、確かに直近10年間内では最大の報告数を見せてる。ただ、元々起因がマイコプラズマという微生物であること、先のグラフの(1)にあるように年頭から大流行の兆しを見せていたこと、(2)のaとbにあるように増加傾向は昨年と同じことから、震災との因果関係は(少なくとも統計学的には)認められない、と。
ちらほらと「マイコプラズマ肺炎」のキーワードがニュース上にのぼるようになって、新型インフル周りでデータ取得の際にお世話になった
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