【房総沖「スロー地震」ほぼ終息か 地殻変動収まる】
【平成23年10月の地殻変動について】
国土地理院は9日、気象庁で記者会見し、千葉県・房総半島沖で10月下旬から続いていた、プレート(岩板)境界がゆっくり滑る「スロー地震」について、「地殻変動が収まってきており、今回の活動はほぼ終わった可能性がある」との見方を示した。
ただ気象庁の観測では、スロー地震に伴うとみられる体に感じない微小な地震は9日現在も発生しており、地理院は「今後の観測データを注視したい」としている。
●トピックス
3月11日14時46分頃に発生した東北地方太平洋沖地震(M9.0、最大震度7)後の余効変動が東日本の広い範囲で継続していますが、その変動速度は小さくなってきています。(別紙8)
先に【「スロー地震」と備え】で伝えた件。記者会見場では「今回の活動はほぼ終わった可能性がある」と言及したとの報道だけど、資料上では「変動速度は小さくなってきています」とだけなんだよね。添付されてるグラフもそれを裏付けてはいるんだけど。確率論的に、その数字が小さくなったという認識程度で良いのではないかな。心理的・物理的な「備え」は十分以上に、過不足無く、過剰反応することなく、継続するということで。
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