日本と同様「年重ねて稼ぐ時間が多いのだから、高齢者の方が資産持ってて当然だろう」というツッコミも入るだろうけど、これもまた日本と同様、その域を超えている格差が広がっているという話。元資料のPewResearchは独自アンケート調査結果で色々と記事にしてるけど、今件は官公庁の発表データを元に分析しているんで、調査っつーよりは分析結果なんだよね。
で。一つ目のグラフは若年層・高齢層における「貧困層」と区分される世帯割合の変化。もう一つは中央値世帯における25年間の推移での資産変化。「歳を重ねているから」云々では説明できない格差の広がり。これもまたざっと読みでしかないけど、やはり日本と同様に(こればっかだな)、現在の高齢層が「彼らが若い時には『将来自分達が得るであろう』として配されていた社会の富」まで自分の手に握ってしまって、若年層が同じような恩恵にあずかれない感が強い。
表現を変えれば、バイキング料理で今の高齢層が先行して色々な料理を山盛りよそってしまって、後から来る「今の」若年層が各皿を見ても、ちょっとしか料理が残っていない感じ。配膳される料理は一定ペースだから、若年層は自分が通り過ぎる間に、わずかしか料理を手にできない。
この資料、どうするかなぁ......とりあえず覚え書き。誰かどこかで訳してる人がいると思うのだけど。
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