【全国のカゼ情報を視覚化したWebサイト「カゼミル」~ 東京大学「知の構造化センター」の技術提供をうけ、言語解析技術の精度が向上 ~カゼ話題度予測システムとカゼ情報提供機能を追加 「カゼミル+(プラス)」にバージョンアップ】 エスエス製薬株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長兼社長:鳥居正男)は、総合感冒薬「エスタック」ブランドのスペシャルサイトとして、従来の「カゼミル」に新機能を追加し、カゼへの注意を促す情報サイト「カゼミル+(プラス)」を2011年11月 15日(火)にオープンします。 ■カゼミル+(プラス)について 昨年オープンした「カゼミル」は、ツイッター上につぶやかれるカゼに関するつぶやきを自動的に抽出・集計。日本地図にマッピングすることでカゼへの注意喚起を促すといった斬新な内容で国内外で大きな話題を呼んだ(1)ウェブサイトです。 <『カゼミルエンジン』の判定> また、過去のカゼツイート増減と気温・湿度の変化など天気との関連性を分析し、一致率が72%となる関連性の高い天気因子を発見。日々発表される週間天気予報と組み合わせることで、精度の高いカゼへの注意を促すカゼ話題度予測を行います。
↑ 「カゼミル+(プラス)」
・過去情報(ツイートや気温の変化)と週間天気予報とを組み合わせ、カゼの話題を予測
・カゼ対策に役立つ情報を自動的に配信
「カゼミル+(プラス)」は全国各地で流行しているカゼの症状の傾向を可視化する従来からの機能に加え、カゼの話題度予測とTwitterを使った情報提供の機能を新たに追加しています。
今回のバージョンアップでは、主に「カゼに関するつぶやきをより高い精度で抽出」し、「天気予報を活用したカゼ話題度の予測」と「カゼの注意喚起情報を自動的に配信」する機能を追加しています。特にカゼに関するつぶやきの抽出については、東京大学「知の構造化センター」の技術提供をうけ、ツイッター上の会話を自動分析しカゼに関係する可能性が高いツイートを抽出する「カゼミルエンジン」を開発(2)しており、これまでの「カゼミル」で行なっていたツイートの抽出と比べその精度は格段に向上しています。
・「昨日からのどが痛くてイガイガする。」→ ○ カゼツイートとして判定
・「カラオケでのどが痛い。」→ × カゼツイートではないと判定
Twitter とも連動しており、利用するユーザーのTwitterアカウントと連動することによって自分がフォローしている人のカゼツイートを自動的に検出。(Twitterアカウントとの連動による分析は当日のみの分析となります。)身近な情報でユーザーに対してカゼの注意を促すとともに、カゼミル+(プラス)公式Twitterアカウント(@kazemiru)をフォローすることにより、サイトにアクセスすることなく、カゼの注意喚起情報を自動的に配信。日常生活において、カゼに備えるための役立つ情報をお届けします。
以前【つぶやきで風邪の地域動向が分かる? 風邪情報サイト「カゼミル」展開中】で紹介した、ツイッターのツイートを分析して風邪の流行り廃りを視覚化する「カゼミル」の改良版が登場。風邪の関連ツイートか否かの判定チェックを高精度化し、さらに週間天気予報との連動で風邪への注意効果を高めているとのこと。その他にもツイッターのアプリ承認をすれば、自分のフォロしている人に関する風邪回りっぽいツイート情報も拾ってくれる。
こういう使い方って面白いし、個人的には汎用システムとして提供し、任意のキーワードで同じような分析ができるようになるといいなあ、と思ったりする。気象回りだけじゃなくて、トレンドサーチ、経済などの分野でも使えるんじゃないかな。
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