[東証・大証トップ会談 統合合意]
[東証・大証、統合で基本合意 社名は「日本取引所」]
経営統合交渉を進めている東京証券取引所と大阪証券取引所が18日、最終的な統合条件で基本合意した。東証の斉藤惇社長と大証の米田道生社長が同日午後に会談。最大の焦点だった合併比率は大証の時価総額1に対して東証側の価値を1.7程度と評価することで決着した。統合後の持ち株会社の社名は「日本取引所グループ」とする。22日に開く両社の取締役会の決議を経て、同日に統合合意を正式に発表する。
両社のシステム統合などに取り組み、現物株、デリバティブ(金融派生商品)、決済、自主規制機関の機能別の4事業会社にグループの内部を再編していく方向だ。
両証券取引所の統合については前から何度となく伝えられてきたけど、ようやく具体的な形も合わせて決まったようだ......けど、未だに公式発表はナシ(というより否定されてる)。ただ、ここまで詳細な内容が伝えられてるところを見ると、半ば以上意図的に情報を流したとしか思えない(さもなきゃ情報統括がザルだってことで、証券取引所そのものの信頼性が毀損する)。となると、東証や大証が上場企業にキツく申し伝えているコンプラとかIRの厳粛性とかはどうなっちゃうのかねえ......
という素朴な疑問はさておき。大証が存続会社になるってことは、「日本取引所グループ」が大証から差し替わる形で上場することになるのかな。そうなると東証の上場話とかはどうなるのかなあ、とか色々と疑問符が。まぁ正式発表がなされればそのあたりの疑問も解消するでしょう。
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