[自転車、徐行なら歩道OK...警察庁局長の見解]
自転車の総合対策について、警察庁の石井隆之・交通局長がインタビューに応じ、「自転車は『車』との意識を持ってもらうことが目的で、スピードを出す人以外は従来通り、歩道走行で構わない」と強調した。
――誰でも車道走行しなくてはいけないのか。
「高齢者や子供を乗せた保護者、前かごに荷物を積んだ人などは歩道で良い。ただ、いずれも徐行が原則で、スピードを楽しむ人は車道に降りてもらう」
――どんな自転車が摘発されるのか。
「ブレーキの付いていないピストバイクや、信号無視、指導警告を繰り返しても危険運転するような事故に直結するケースに限る」
――車道での自転車事故が増えるのではないか。
「事故統計上は即座に車道通行が危険とは言えない。ただ、違法駐車を避けて道路中央に寄るのが危険なので、駐停車取り締まりは強化する。また、ドライバーへの指導にも努めたい」
大都市や近郊都市の道路では結構違法駐車の車両が多く、先に【警察庁、自転車の歩道通行への対応見直しを通知】で示されているように、律儀に車道(厳密には歩道横の車道部分)を通ろうとすると、違法駐車の車にしばしば前を阻まれ、それを避けようとすると自動車に接触しかねない......という感じで、リスクがえらい増える事態に。
引用文にもあるように、有る程度配慮・柔軟な対応はなされるようだし(というか元々無茶な走行をする人が増えたのが主要因だし、ね)、動画にある通り自転車安全ルート推奨マップなるものも東京都では創られるようだけど(警視庁のページではいまだ該当ページなし)、自転車の運転に関する啓蒙を推し進めた方がいいような気もするな。学校での教練はもちろんだけど、大人でも無茶な走行している人を補足したら、自転車の教練みたいな所での講習を義務付けるとかさ(本来は補足前に学ばせるべきなんだけど、免許制にするわけにもいかないし)。
あ。ちなみに、引用文の警「察」庁の話は全国区のことだからね、東京都限定ではなくて。
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