【つくば市の小学校で「クラスメイトPC」を利用した公開授業~インテルの宗像副社長などが視察】
茨城県つくば市の市立竹園東小学校において、11月24日、「クラスメイトPC」などのIT機器を活用した授業の様子が公開された。つくば市では、24、25日の2日間、市立の小中学校を会場とした「小中一貫教育研究つくば市大会」を開催しており、全国から教育関係者が、市内の小中学校に来校。市立竹園東小学校も同大会の会場となっており、これにあわせて公開したものだ。
なお、市立竹園東小学校は、つくば市・筑波大学・インテル地域連携事業モデル指定校となっている。
1年3組の「算数いろいろなかたち」では、スタディポケットと呼ばれる教育分野向けのPDAを使って、児童たちが撮影した校内の写真を利用して、身の回りのものからさまざまな形を見つけ出すというもの。グループごとに設置されたクラスメイトPCに、撮影した写真を表示し、これを見せ合いながら、児童たちが相手にわかりやすく説明するといったことも行なわれた。
6年2組の社会科「新しい日本、平和な日本へ」の公開授業では、戦後の改革について、多様な資料を利用して調べ、意見交換をしながら、理解を深めるという授業内容。資料を調べる上でクラスメイトPCを活用したほか、発表の際にも同端末を使って、大画面ディスプレイに表示。相手にわかりやすく説明する内容とした。このプレゼンテーション資料は市内の小中学校の児童、生徒が共有できるようになっているという。
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