「こうかは ばつぐんだ!」集金袋復活で給食費問題改善、という話

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【集金袋"復活"で滞納改善 給食費問題で八潮市】

↑ 集金袋
↑ 集金袋


小中学校の給食費滞納に悩まされてきた埼玉県八潮市教育委員会が、学校での直接集金を"復活"させ、大幅に状況を改善させている。悪質なケースは裁判所を通じて財産差し押さえも辞さない徹底ぶりで、1年間で500万円以上の滞納額を減らした。

そこで、市教委は口座引き落としによる集金をやめ、かつて行っていた集金袋による学校での直接集金を検討。恐喝被害や紛失などの危険性も指摘されたが、「払わないといけないという意識付けが必要」(担当者)として、21年度から全校で直接集金に踏み切った。

効果はてきめんだった。市教委によると、20年度の滞納額は約655万円(納付率97・9%)で、比較できる県内自治体の中でワースト3位だった。しかし、直接集金に切り替えた21年度は約74万円(同99・8%)に激減し、納付状況は劇的に好転した。


デジタル化は便宜性をケタ違いに向上させるけど、現実感が薄らいでしまう。だからお給料は極力現金で渡すべし......という話を聞いたことがある。要はそれと同じで、現金でのやりとりによって「支払っている」「支払わねば」という意識を再確認させる意味合いがあるのではないかな(引用元の「レストランで同じことをしたら食い逃げと同じ」という表現は、正直どうかなと思うけど)。

子供に持たせることで親への感謝の気持ちも生まれるだろうし、挑戦する価値はあるはず。新しいことすべてが正しいわけじゃないよね。状況に応じて臨機応変に対応すべきだな、と。

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このページは、不破雷蔵が2011年11月30日 06:58に書いた記事です。

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