ニューヨークで展開された、ディズニーによるAR(Augmented Reality(拡張現実・強化現実))を使ったプロモーション。【天使降臨を疑似体験できる駅】とやり方はまったく同じで、指定された場所に立つと目の前の大型スクリーンに自分自身、そしてその周囲で色々なディズニーキャラクタ達が一緒に映し出されることになる。リアルはあくまでも本人自身しかいないけど、画面に映る世界には、ディズニーの愉快な仲間たちと共に過ごすひとときが描かれていく。
第三者にしてみれば、視線をスクリーンに向けている以上、現実はそこに映るものでしかない。まさにディズニーワールドへのダイブをしているように見えるわけだ。ARの技術そのものの進歩もさることながら、携帯電話などで誰もが気軽にその場で状況を切り取って口コミで伝えられるようになった、いわば拡散型劇場社会だからこそ、有効なプロモーションといえるのかもしれない。
本来なら日本もこういうのは得意なはずなんだけどね。子供向け、大きな子供向け(待て)のキャラクタは山ほどあるし、それらをプロモーションがてらにこんな感じで登場させたら......いいんじゃないかな。
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