テルマエ・ロマエ IV 読了

| コメント(0)
↑ テルマエ・ロマエ IV
↑ Dテルマエ・ロマエ IV


タイムスリップ・風呂漫画という、訳のわからないジャンルを確立した「テルマエ・ロマエ」の最新作。ストラップ付きの特別版は出るわ、実写化で映画化されるわ、スットコな香りの予感がするアニメ化はされるわで色々大騒ぎ。

今巻では1巻丸ごと使って、1話分も終わらないという、初めての長編スタイルで構成されている。はじめて意志疎通が出来る「平たい顔族」が登場したり(古代ラテン語を知っているという設定)、長期間の「滞在」をしたりと色々と新しい切り口を用いている。

巻末では「そろそろちゃんとした説明を読者に向けてしなきゃ云々」という話で、このスタイルをとったとのこと。......だけど。どうも全体的に間延びしたというか、スープを水で薄められた感じがして、全体的に薄っぺらい感は否めない。3巻の時点で「ネタがキツくなってきたかな?」という雰囲気はあったけど、今巻でそれがほぼ確定。元々面白い要素を山盛り持っているのだから、無理をする必要はないと思うのだけどね。


(最終更新:2013/08/28)

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2011年12月24日 08:16に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「「糖尿病予防」アピールのために用いたのは1本の......」です。

次の記事は「大砲とスタンプ(1) 読了」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30