[津波避難、車使っても小走り程度 渋滞などで速度出せず]
【東日本大震災の津波被災現況調査(第3次報告)~津波からの避難実態調査結果(速報)~】
東日本大震災のとき津波から逃げた車は、渋滞などにより平均時速9キロと「小走り」程度の速度でしか進めなかった。車の4割は歩きで行ける1キロ以内の場所に避難していた。国土交通省による実態調査でわかった。「避難は徒歩」の原則徹底に生かしたいという。
避難は徒歩が46.4%、車が51.2%でほぼ半々。若い人ほど車の利用率が高かった。平均避難距離は徒歩が438メートル、車は2431メートル。車の18%は避難場所まで500メートル以内、39%が1キロ以内の移動で、十分に歩ける距離だった。
詳しい内容は二つ目のリンク、国土交通省のものからチェック。以前【「木造より鉄筋コンクリート」「3階建以上はリスク大幅減」...国土交通省、津波被害調査報告第2弾発表】で紹介した報告書の第三弾で、内容的にも非常に検証価値の高いもの。とりあえず覚え書きとしてここに記しておくけど、後で時間を見つけて以前の記事のように、まとめたいところ。
新聞記事の話はあくまでも平均時速で、場所によっても違いは出てくるのだろうけど、徒歩なり自転車なりが有意(優位では無い)ということなのかねぇ、やっぱり。
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