↑ DARPA's Shredder Challenge Solved
シュレッダーにかけられた文書を解読する米国防総省高等研究計画局(DARPA)の公開コンテストで、同局は2日、米カリフォルニア州のチームが全文書の復元に成功、賞金5万ドル(約390万円)を獲得したと発表した。
競争には約9000チームが参加。このうち優勝したのは、サンフランシスコの少人数のコンピュータープログラマーらで、紙片の組み合わせ案を探索するプログラムを開発、提示された組み合わせを人間が確認していく方法で、5種類の文書、計1万個の紙片を復元した。
元記事をたどると5枚に描いたそれぞれ別の文章(質問、クイズ)を書いた紙をシュレッダーにかけて1万片以上の紙くずにした上で、それを再生させ、書かれているクイズに答えるというもので、完全な再生は必要としていないようだ(実際、トップチームの解答を見ても、かなりあちこちに穴がある)。
しかし、やればできるもんだねえ。まったく無関係の文章を大量に混ぜてノイズを走らせないと、完全な秘匿化は難しいってことかな。
それにしても......
↑ All Your Shreds Are Belong to U.S.
優勝チームの名前。【「All Your Base Are Belong to Us」10周年記念】で紹介した「All Your Base Are Belong to Us」をもじって「すべてのシュレッダー編もアメリカ合衆国にかかればお茶の子さいさい」とはねぇ。やるじゃん。
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