和牛オーナー制度が行き詰まり、破綻(はたん)した畜産会社、安愚楽(あぐら)牧場(栃木県)について、東京地裁(鹿子木康裁判長)は9日、破産手続き開始を決定した。
同社の財産状況を調査した管財人が「早期に牧場や牛を売却しなければ、資金がショートする可能性がある」として民事再生手続きの廃止を求める上申書を地裁に提出。先月8日に、地裁が民事再生手続きの廃止を決定していた。
公式サイトにも各種リリースは出てるけど、ワープロ打ちした文章を一度プリントして、それを取り込みしたグラフィックデータとしてPDF化しているので、テキストのコピペは出来ず......なのでめんどいから掲載は略(汗)。Q&Aを読むと、牧場や牛の売却処分はほとんど目途がついた(と主張している)、オーナーの意向を聞かずとも処分は可能(と考えた)、資金繰りがひっ迫していたなどとある(いまだに「配当金は期待できるのか」云々ってあるけど、これは通常の意味での「配当」とは別、のはずだよね......)。
「東電への賠償云々」ってのも見受けられるけど、【「ちぎっては投げ」さんの分析】やその大本の消費者庁のリリースを読む限り、元々自転車操業状態が続いていたようですな。だから東電云々ってのは半ば以上言い訳でしかない、と。
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