【テレビ見ない子が2倍超に 厚労省調査】
【平成21年度 全国家庭児童調査結果の概要】
↑ 表20 1日のうち、テレビやDVDを見たりする時間の構成割合
テレビやDVDを「ほとんど見ない」と答えた子どもの割合が2009年は6・6%に上り、2・6%だった前回04年調査の2倍超に増えたことが22日、厚生労働省の「全国家庭児童調査」で分かった。高校生に限ると10・5%で、04年より6・6ポイント増えた。見ている場合でも、1日の視聴時間は全体的に減少。「2時間以上3時間未満」は3・7ポイント減の26・0%、「3時間以上」は3・4ポイント減の25・8%。
元データの「全国家庭児童調査」は5年おきに実施されているもので、今回の2009年度分(2009年12月1日実施)が3回目。第1回目では子供の視聴云々の話は無かったので、実質的にこの項目では2回目。世帯に配布して回収しているので、保護者が子供に関する状況を(観察した上で、あるいは共に)書いたという前提。回答世帯数は1000を超えているので、それなりに信頼性はある。
まぁ、2.6%から6.6%ってのはぶれの範囲、と捕えられるかもしれないけど、他の細分化された各属性すべてで「見ない」割合が増えている&視聴時間が短くなっている傾向があるので、「子供のテレビ離れ」はマジ話って感じがする。【テレビの視聴時間、若年層で減少中、でもその分高齢者が増えて...】で紹介したNHK放送文化研究所のレポートも同じ結果を示しているからね。
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