19500トン型護衛艦(22DDH)起工式開催

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【国内最大のヘリコプター搭載護衛艦の起工式を開催(IHI)】



(株)アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド(社長:蔵原 成実、本社:東京都港区海岸、以下IHIMU)は、本日1月27日、横浜工場において、平成22年度計画ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)の起工式を開催いたしました。式典には、防衛省南関東防衛局調達部次長 大野慶二1等海佐殿以下の関係者が臨席されました。

本艦は、護衛艦「ひゅうが」「いせ」の発展型として、平成23年2月に受注した、基準排水量19,500トン全通甲板型のヘリコプター搭載護衛艦です。海上自衛隊の護衛艦としては、最大の基準排水量を誇り、ヘリコプター5機分の発着艦スポットを備えております。また、本艦は我が国の有事に加え、災害派遣及び国際緊急援助活動において陸上自衛隊の輸送及び医療活動などの多様な任務も期待されております。本船の引き渡しは、平成26年度末を予定しております。

 IHIMUは、護衛艦の建造を通じて得られた技術・経験を元に今後も高度な技術が必要とされる艦艇の建造をはじめとした、付加価値の高い船舶を建造してまいります。
<本艦の主要目>
全 長 : 248.0m 主要装備 :
最大幅 :  38.0m   高性能20ミリ機関砲 : 2基
深 さ :  23.5m   対艦ミサイル防御装置 : 2基
基準排水量 : 19,500ton 哨戒ヘリコプター : 7機
主機関 : COGAG型式 掃海・輸送ヘリコプター : 2機
ガスタービン4基 水上艦用ソーナーシステム : 1式
軸馬力 : 112,000馬力
速力 : 30ノット
乗員数 : 約970名(便乗者等も含む)


19500トン型護衛艦の第一番艦、22DDHの起工式が先日行われていたという話。2014年度末には引き渡しとあるので、まだ結構先の話。色々とやかく言われているし、人員確保や周辺装備・附属艦の問題もあるだろうけど、早く実物を見てみたいところではあるわな。

先般の震災で国内災害におけるヘリの重要性が改めて確認された以上、ヘリの運用をもっと積極的かつ機動的に行う手法の一つとして、こういう類の船舶の増強は必要不可欠だし、ね。


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このページは、不破雷蔵が2012年1月30日 12:43に書いた記事です。

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