【LNG ~供給力の柱に】
【石炭 ~ベースロード担う】
【石油 ~最後の砦】
昨年3月11日に発生した東日本大震災により、東京電力は約2100万キロワットもの供給力を一度に失った。 安定供給に向けて稼働可能な設備は発電を継続するとともに、被災火力や長期計画停止火力の立ち上げ、緊急設置電源の設置を急いだ。 こうした中、火力発電の稼働を支える燃料の調達・輸送の重要性が増している。 震災以降、それぞれの燃料に求められた対応を取材した
電力周りの業界紙、電気新聞で掲載されていた、震災と「要請」後に不足している電力供給をまかなう火力発電所のエネルギーとして注視されている、LNG・石炭・石油の現状と、現場で働く人達のようすを写真でシンプルに伝えたレポート。想定もし得ない事態においても、インフラを支える人達が必死に日常生活を支えようとしている、その労苦のほんの一端が見えてくる。
震災による直接的な損害は少しずつ復旧しつつあるけど、「要請」については(今の国のトップがトップなことに加え、そのお仲間的な)妙な勢派を活気づけたこともあり、今しばらくは五里霧中状態が続くことになる可能性が高い。世の中の混乱が収束に向かうまで、しばらくはこのような「ドタバタ」体制が続くのだろうな、現場の人達も大変だな、と改めて思わざるを得ない次第。
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