江戸時代の平均寿命とエネルギー消費量

| コメント(0)

【第3章-4 現代人のエネルギー消費量と寿命 Study(科学技術振興機構)】

↑ 一人当たりのエネルギー使用量と寿命の関係
↑ 一人当たりのエネルギー使用量と寿命の関係


これは各時代ごとの日本人の一人あたりのエネルギー使用量と平均寿命を比較したものである。江戸時代中期(1700年代)、昭和10年(1935年)、現代(2007年)で比較してみると年々寿命が延びてきていることがわかる。寿命が延びたのは社会が安定して食糧に困らなくなったこと、科学の進歩により医療技術が発達したことなどが挙げられる。技術の進歩には、多大なエネルギーを必要としてきた。一人あたりのエネルギー使用量を比較してみると、その使用量の増加と平均寿命の伸びがリンクしてきていることがわかる。つまり、私たちが昔と比べて長寿を全うできるこの現代社会は膨大なエネルギーを使用することで成り立っており、私たちはエネルギーと引き換えに時間を買っているとも言えるのではないだろうか?


......ということで直前の【50年前、平均寿命は女性70歳・男性65歳】関連の話をしていたところ、

カテゴリ:

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2012年1月 9日 13:19に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「50年前、平均寿命は女性70歳・男性65歳」です。

次の記事は「復興祈願の菓子セット「みちのく州」、11日から発売」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30