[タニタ、新業態のヘルシーレストラン「丸の内タニタ食堂」をオープン]
健康をはかるリーディングカンパニーである株式会社タニタ(東京都板橋区前野町1-14-2、社長・谷田千里)は、栄養バランスに配慮した新業態のヘルシーレストラン「丸の内タニタ食堂」を1月11日(水)にオープンします。本食堂はカジュアルダイニングを展開する株式会社きちり(大阪市中央区安土町2-3-13、社長・平川昌紀、3082:JASDAQ)と業務提携し準備を進めてきたもので、タニタ社員食堂のコンセプトを忠実に再現したメニューを取りそろえているだけではなく、業務用の体組成計を備えたカウンセリングルームも設け、常駐する管理栄養士など(営業時間内)がアドバイスを行うサービス(無料)も提供します。また、利用シーンに合わせてレイアウトをフレキシブルに変えられるようにし、さまざまなイベントに対応できるスペースとなっています。
健康総合企業を標榜するタニタは、生活者のライフステージに合わせた適正体重を維持するために食事、運動、休養というサイクルを習慣化するよう、指標となるさまざまな健康計測機器・サービスを開発し提供してきました。一方で機器というハード面での品ぞろえは充実していますが、ソフト面ではこれからとの感は否めません。特に健康面で大きなウエートを占める食事に関しては、管理栄養士による指導に加え、バランスのとれた栄養と摂取カロリー・塩分を抑えた社員食堂のメニューをまとめたレシピ本「体脂肪計タニタの社員食堂」の提供にとどまっているのが現状です。
今回、「丸の内タニタ食堂」を開業するのは、レシピ本を購入された一般のお客様から「社員以外でも食べられる場所を提供してほしい」といった要望が多く寄せられているのに加え、日本経済の中心であり、就業人口の多い東京・丸の内に店舗を構えることで、経営リスクとして企業の課題になっている"メタボ社員ゼロ"に向けた新しい「食」のソリューションを提供するのが狙いです。
店舗の特徴は大きく三つあります。一つは単なるヘルシーな食事を提供する場としてではなく、独自のヒーリング音楽やアロマテラピーなどを組み合わせ癒しや活力を生み出す空間を提供すること。ヒーリング音楽大手の株式会社デラ(東京都港区六本木3-16-33、代表取締役・宇津木秀夫)とコラボレーションし、本食堂専用のBGM集を制作するとともに、エア・アロマ・ジャパン(東京都世田谷区用賀4-10-3、代表取締役・柳川舞)と連携、香りアドバイザーに答島優佳氏を迎え食欲を刺激するエア・アロマオリジナルのエッセンシャルオイルでお客様をお迎えします。
もうひとつはフロアレイアウトをフレキシブルに変更でき、イベントなどさまざまな用途に活用できること。三つ目は業務用のマルチ周波数体組成計「MC-980A」を設置したカウンセリングルームを設け、計測とともに常駐する管理栄養士など専門家による相談が受けられることです。
また、提供するメニューは2品。1品はタニタ社員食堂で提供している日替わり定食を、もう1品は丸の内タニタ食堂独自のスペシャル定食を週替わりで提供します。いずれも栄養バランスに配慮し、1定食当たり500kcal前後、塩分は3g前後としたタニタ社員食堂のコンセプトを忠実に再現するために、運営も配膳・下げ膳は原則としてセルフサービスといったスタイルを採ります。価格は日替わり定食が800円(消費税込み)、週替わり定食が900円(消費税込み)を予定しています。
タニタの社員食堂回りのお弁当は【「豚肉のオイスターソース炒め弁当」(ローソン) 試食】などで何度も紹介しているけど、今回オープンするのは、そのタニタ社員食堂のメニューを再現した、一般向けの食堂。メニューが2点のみってのも潔いというかスッキリしてて分かりやすく、同時に強いメッセージ性が感じられるね。
丸の内といえば大手商社など一流企業の商用ビルが立ち並ぶ場所。健康管理を気にする人も多いだろうから、かなりニーズはあるのではないかな。
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