昨年中東で吹き荒れた、一連の「民主化」と表現されている政治体制の変革運動のトリガーともいえる、「ジャスミン革命」の発端地、チュニジア。その首都での取材レポートが掲載されている。取材そのものの動画はリンク先にあるのでそちらで確認してもらうとして(上のはイメージカット的な、ジャスミン革命当時の様子)。状況把握としての情報の一つとして、興味深い内容となっている。
雰囲気的には1990年代の東西冷戦終結前後の混乱期に似ているんだよね。しかも情報伝達手段が進歩しているので、情勢の流れ方も20年前と比べてかなり加速度的なものとなっている。
ノリと勢いは大切だけど、それだけで「さてそのあとどうしよう」的な話をろくに考えていなかったり、考えていてもそれを果たす能力が欠けていたり、ましてや都合の良い解釈だけをして世の中ひっくり返せば自分にプラスになると思っていたりすると、後でしっぺ返しをくらうことになるかもしれない。よもや「心眼」で、世の中をひっくり返したあとのことを決めていたんじゃないよねえ?
え。もちろんチュニジアをはじめとする、中東各国での話ですよ。
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