【こどもが心を開く親の話し方、聞き方】
『子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話してくれる聴き方 [単行本](アマゾン)』
↑ 子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話してくれる聴き方
本によると、子どもの気持ちは。こうです。「本当に怖い、危険だ。」「自分一人で、どうやったら何かできるというのだろう?」「何をやっても、うまく行かない。」それでは、一体、どんな方法があるのでしょう?ここでは5つの方法が紹介されています。
①見たままの状況を表現する。
×「何度トイレを出るとき、電気を消しなさいと言ったの!」
○「トイレの電気がついてるよ。」
×「お風呂の水を止め忘れてるよ。なんて無責任なんだ。床が洪水になるぞ。」
○「お風呂の水があふれそうだよ。」
②情報を与える
×「もう一度、壁に落書きしたら、お尻ぺんぺんだよ。」
○「壁は落書きする場所じゃないよ。落書きは紙にするもんだよ。」
③一言で言う
×「パジャマに着替えなさいって何回言ったの。テレビを見る前にパジャマに着替えるって約束したでしょ。それなのに、あなたたちは・・・・・・」
○「パジャマ。」
×「また、お弁当忘れて、そのまま学校に行こうとしてる。昨日も忘れて、ママが届けなければならなかったでしょ。もし頭が体にくっついてなかったら、自分の頭も忘れていくところじゃないの?」
○「お弁当!」
④気持ちを伝える
×「また網戸を開けっぱなしにして。頭に来るわね。」
○「網戸を開けっぱなしにされるのは困るの。ハエとかが入ってくるでしょ。」
⑤メモで伝える
例:テレビに「宿題は終わりましたか?」というメモをはる。
先日調べ物をしていた際に見つけたサイト、そして本。「子供向け」とはあるけど、非常に納得の行く内容で、子供だけじゃなく、多くの通常の場面でも流用できる、賢い意志伝達の切り口だと思う。今回引用した部分でも、うなづけるものばかり。
知恵ってどこにでも転がっているんだなあ、と驚くことしきり。
(最終更新:2013/08/27)
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