【更新】ペルシャ湾の緊張高まる、イラン高速小型艇が米艦艇に接近

| コメント(0)

[イラン高速艇が米軍艦船らに威嚇行為、ペルシャ湾などで2度]


イランによるホルムズ海峡封鎖の威嚇で緊張が高まるペルシャ湾情勢で、米国防総省高官は13日、同海峡と同湾で1月6日、イランの複数の高速小型艇が米軍艦船と湾岸警備隊の警備艇に急速に接近する敵対行為を2件起こしていたことを明らかにした。発砲は起きなかった。

米軍の水陸両用輸送船「ニューオーリンズ」への接近はホルムズ海峡で起きたもので、同船は警笛や音声で応答を呼び掛けたものの反応がなく、一時は約457メートル内にまで近付いたという。この後、高速艇は海域から離れていた。国防総省はイラン側の行動について国際海洋航行の行動基準を無視していると批判した。


先ほど本家サイトで挙げた【国債・公債のデフォルト確率上位国をグラフ化してみる(2012年1月15日版)】内で触れている、欧米債務、特にEUの債務問題と共に、直近のワールドワイドなリスクとして挙げられているのが、この中東情勢。元々高レベルな緊張状態ではあったんだけど、イランの態度硬化で一挙にピリピリモードに突入中。

チキンレースは映画の中だけにしてほしいものだけど......こういうことが繰り返されると、突発的な事故って起きうるのよね、仕込みとかやらせとかじゃなく、素で、実際に。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2012年1月15日 09:07に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「【更新】イタリアで大型豪華客船、座礁で言葉通り「横転」」です。

次の記事は「【更新】会議をシンプル・明確化する4つの方針」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30