17日夕方、東京電力の福島県にある送電をコントロールする施設でトラブルがあり、福島県、栃木県、茨城県など広い範囲で一瞬、照明が消えるなど「瞬間的な停電」が起き、影響が出ています。
東京電力によりますと、17日午後4時10分ごろ、福島県田村市にある「南いわき開閉所」で、何らかのトラブルがあり、一瞬、電圧が低下する現象が起き、瞬間的に停電したということです。これにより、福島県のほか、栃木県、茨城県、埼玉県、東京都内など関東地方の広域で、照明が一瞬消えたり、工場の機械の稼働に問題が生じたりしました。この開閉所は発電所から送られてきた電力をどの送電線に流すかをコントロールするための施設で、施設内には作業員が常駐しているということです。
[工場生産ストップ、蛍光灯点滅...東電設備トラブルで影響相次ぐ]
17日午後4時10分ごろ、福島県田村市にある「東京電力南いわき開閉所」の設備でトラブルが発生、北関東などの広範囲で電圧が一時的に低下し、工場のラインが停止するなどの影響が出た。東京電力で原因を調べている。
家庭や工場でも影響が出た。東京電力群馬支店によると「蛍光灯が点滅した」などとする問い合わせが午後6時半現在で75件以上も相次いだ。
日産自動車栃木工場(栃木県上三川町)では午後4時すぎから2時間近く操業を停止。富士重工業の群馬製作所(群馬県太田市)も、工場管理システムのコンピューターがダウンし、約40分間、生産ラインが止まった。車体塗装ラインにある車は、スクラップにする必要が出るなど影響は大きいという。
東京電力では16日夕にも変電所の設備トラブルに起因したとみられる停電が発生。東京都江戸川区で、約5万9000世帯への電力供給が停止した。
昨日はたまたま自宅で作業をしていて、必要書類をプリンタで打ち出していたところ、突然UPSがピーピーと鳴りだした。「またプリンタが悪さしてるのかなあ」と思ったけど、それにしては少々状況が変なので色々探ってみたところ、どうも16時10分頃に電圧低下、あるいは瞬電が起きたような気配。複数の人が似たような症状を同時刻に体験していた。
20時くらいに[送電トラブル 原発装置止まる]という話があり「時間的には一致するから、多分これかな」と目安をつけてオヤスミ。起きてみたら上のような話が。
ただし現時点では関連企業からのネット上での公知は無し。まぁある程度確定した情報でないと、公的なステートメントは出しにくい世情になってるから仕方ないと思うんだな。「早く情報を公開しろ」という意見もあるだろうけど。下手に未確定・中途半端な状態で伝えても、テレビや雑誌、新聞、自称ジャーナリストなどが飛びついて煽るだけだし。結局デメリットを受けるのは、一般の人達ばかりなり、と。
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