【関西電力の電源設備(各月の供給力の内訳)】
【ガスタービン動翼の再生技術(BLE ProcessTM)の開発】
↑ 関西電力の電源設備
先日の【火力発電所の「働き」具合】に対する。ガスタービン内の動翼は昔と比べて再生できるようになったり、変形の修正で寿命を延ばす技術も開発されてはいるけど、いずれにせよ定期的な点検で手を加えるなどのメンテナンスが必要。ところが上の「動翼延命対策による供給力減」って表記を見ると、どうも従来ならすでにメンテを手掛けてなきゃいけない部分を供給力が不足するからという事由で、無理やり動かしている感がある。
また他にも水力発電所で昨年の台風12号の被害がまだ回復しきっていなかったり、「魔法の電力」扱いされてる揚水発電の実情もうかがい知れる。
まぁタイトルでは「ハッスルぶり」と表記したけど、実質「無茶な稼働ぶり」だよね。このような動かし方は、よほどの緊急事態でなければしちゃいけないし、長期間継続なんてもってのほか。......なんだけどね。「火事場の馬鹿力」を日常茶飯事的に発揮させてたらどうなるか。読者諸氏がそれについて分からないほど子供じゃないことを祈りたい。
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