利用者の死亡が確認されたら内容を消去するハードディスクとか、Facebook周りのデータはどうなるかとか......デジタルメディアが社会に深く浸透するにつれて、避けては通れなくなった「利用者の死とデータの保全性」の問題。先の震災後にぱたりと更新の止まったサイトが、定期循環サイトにいくつか見受けられるのを見ると、「まさかなぁ」という想いと共に、リアルな現実が目の前にあることを再認識させる。
今動画ではあくまでも海外の事例で、だけど、生きている間、平均的にどれだけの時間を費やし、どれだけの行動をデジタル社会でしてきたのかを描いている。そして実際にどれほどの利用者が死と直面しているのかなどの統計値も(まぁ元々保険検索サイトのプロモ動画だから、多分に演出がキツい気はするけど)。
興味深い話として、亡くなった人が残したデジタルデータは、その片鱗がデータとして引き継がれ、生き続けて行くということも指摘している。特にクラウドデータあたりではその傾向が強い。まぁ生体を構成する細胞の形式を決定づけるDNAってのも、要は情報の集合体だからなあ、と考えると、何だか禅的な思想も絡んで朝から色々考えてしまったりする。
(ソース:【The Presurfer】)
コメントする