iTunes Storeのランキング上位に電子書籍アプリをみかけるようになりましたが、それらのアプリを買った人の多くは時間とお金の両方をムダにすることになります。なぜなら、ほとんどのアプリでステルスマーケティングが行われているからです。
画像は1月26日のiPhoneアプリの有料ランキング(総合)をキャプチャしたものです。1位から9位まで7本の電子書籍アプリがランクインしており電子書籍が大人気のように思えますが、これらのアプリではサクラによるレビュー工作が行われています。
昨日定期巡回サイトの「デジタルマガジン」がアクセス過多で閲覧できない状態になってて、「何かゴイスな記事でも掲載されたのかな」と思っていたら、まさにその通り。一時APP BANKに転送されてたけど、今はもう大丈夫っぽいので大本の記事をリンクとして。まぁ改めて見ると、酷い実情だな、これ。
本文中でも危惧しているけど、法的なレベルで無理だとしても、サービス上の規約で規制をかけないと、サービスそのものの信頼性がボンガボンガ失われるのは日の目を見るより明らか。
で、もう一つ。これは前々から口酸っぱく警告しているんだけど、ステルス系「マーケティング」の最大の、そして代理店などが絶対に語らない弱点ってのは、「ばれるリスク」を永遠に、事態が露呈するまで負い続けるってことなんだよね。代理店にしてみりゃ、よほどのことが無い限り、ばれてもばれなくても儲けが出るんだから、そりゃプッシュはするだろうけどさ。
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