【2011年平均、非正規社員の割合は過去最高の35.2%】
【労働力調査速報】
総務省が発表した2011年平均の労働力調査(速報)によると、正社員数は前年比25万人減の3185万人となり、一方、パート・アルバイト・派遣社員・契約社員などの非正規社員数は同48万人増の1733万人だったことが明らかになりました。
また、全雇用者に占める非正規社員の割合は、前年比0.8ポイント増の35.2%で過去最高を記録し、男女別で見ると、男性は同1.1ポイント増の19.9%、女性は同0.7ポイント増の54.7%となりました。
注意しなきゃならないのは、正社員採用が減っているだけでなく、女性の非正規社員数の高止まり(パートなどだね)、さらには高齢者の非正規雇用の増加が、全体としての非正規社員割合を底上げしていること。多重的な原因による結果ということだ。
で。この「労働力調査」だけど、関連する定期更新記事が1ダースほどあるんで、来月あたりからちまちまと更新していく予定。まずは先日発表された、家計調査の2011年分から片づけないと。どたばた。
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