【新聞広告が動く!--11日の読売新聞朝刊に、AR を応用したドコモなどの広告】
[読売AR(アンドロイドマーケット)]
2012年2月11日発刊の「読売新聞」の朝刊に、AR 技術(Augmented Reality:拡張現実)を利用した広告が掲載されている。
これは、Android スマートフォン向けアプリ「読売 AR」で、AR マークが記載された紙面の広告を撮影すると、その画像が動き出すというもの。AR 動画が数十秒間流れた後は、全画面で表示される音声つきの動画を楽しめる。「読売 AR」は、Android market から無料でダウンロードできる。
【「毎日新聞におけるAR技術の試験導入に関する感想」をまとめてみた】にもあるように、日本の大手新聞社もようやくARに目を向け始めたかなあという動きの覚え書き。とはいえ、関連するリリースはどこにも見当たらないし(恐らく報道向けのみリリースなのかな)、紹介記事や実際に試した人の話でも肩すかし感が大きいとのこと。
まだ恐る恐る試行錯誤を繰り返す状態なんだとは思うけどね。
ARを使うには、それを見せるための端末の普及率が高い必要がある(そうでなければ「視る」ことすらできないからね)。新聞社なら、日曜版などの子供向け新聞で、ニンテンドー3DSなりPSPなりで読み込めるARを導入してみるのも、「試験」という意味ではいいんじゃないかなあ、と思ったりする。小売店だとコンビニが色々やりそうな気はするし、マクドナルドもさくさく手がけそうな雰囲気があるけどね。
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