↑ 僕と日本が震えた日
2011年3月11日。この日の衝撃は、実際に被災地に身を置いていた人たちばかりではなく、その被害映像を目にした世界中の人間たちの心をはげしく振るわせた。ドキュメンタリーコミックの第一人者である鈴木みそが、まずは自分の周りから取材を広げていきながら、今回の震災が浮き彫りにした現代日本の「日常」を描き出していく。 「都市被災編」「書籍流通編」「先端科学編」「日本経済編」「食品汚染編」「東北取材編」の6編に加え、ガイガーカウンターの利用方法をまとめた漫画「放射線の正しい測り方」2編も収録。 発売日が2月13日から3月2日に変更になりました。
【鈴木みそ先生の「僕と日本が震えた日」更新・今回は「食品と内部被曝」】など何度か紹介している、鈴木みそ先生のルポ漫画「僕と日本が震えた日」。昨今の各種震災周りの情勢を分かりやすく情報提供してくれるという点で、非常に意義と価値のある、注目すべき作品。現在掲載紙である「comicリュウ」が休刊のため(2012年3月再出発開始)、全作品がウェブ上で無料公開されているのだが、それをまとめた単行本がいよいよ登場する。
震災後のさまざまな疑問、不安に鋭く切り込んで正しい情報を公知してくれる内容ばかりで、是非とも一人でも多くの人に読んでほしい一冊。当方も先ほど注文したよ。
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